スプレッドとは

スプレッドは、FX会社を選ぶ際、非常に重要になってきます。当然低い方がいいんですが、今回はスプレッドについて詳しく見てみます。

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スプレッドとは

Last update 2009/07/09 14:07

 

 

スプレッドとは、簡単にいってしまえば、FX会社・銀行の儲け分です。

サイバーエージェントFXのレートパネル
上の画像は、サイバーエージェントFXの外貨購入用兼レートパネルです。
リアルタイムにチカチカ変動していくんですけれど、この数値をクリックすると、その価格(レート)で通貨を購入できるんですけれど、■色の部分に注目してください。
米ドル円は、ドルのことです。
NZドル円は、ニュージーランドドルのことです。
で、米ドル円は、左と右の数字の差が0.01
NZドル円は、0.08になっています。
この小数点以下は、「」になります。
93.23は、93円23銭ですね。

今は「」なんて単位がないわけなんですけれど、どうしても「1円」単位できっちり割ることが出来ないので、小数点2位までは「」で扱います。
実際には、93.232549484・・・みたいな数になるんですけれど、どの通貨も基本的には小数点2位で切るみたいですね。

で、パネルに戻って、米ドル円は「1銭」の差になっています。
この差がFX会社の儲けになります。
つまり、私がドルを購入すると、1ドルあたり1銭がFX会社の利益になります。
実際には、1万ドル以上で購入する(ヒロセ通商のようなFX会社は、1000ドル以上から)ので、1回の購入で

1銭×10,000通貨 = 100円

がFX会社に入ります。
これは、通貨に限らず現実の世界の商品でもそうですよね。
コンビニが、90円で仕入れたジュースを、120円で売るのと同じです。
実際には、FX会社は仲介するだけで、銀行同士が売り買いするので、FX会社自体も銀行にこの差を支払うそうです。
ただ、銀行に支払う差額は、もっと小さい額らしいので、FX会社は1銭でも利益が出るようです。

FX会社が必死にユーザーを増やすのは、取引が多ければ多いほどFX会社は儲かるからですね。
1万ドルで100円の利益だとしても、100回も取引すれば1万円になります。
キャンペーンを実施してでも増やしたいわけですね。

さて、先ほどのパネルを見てみると、NZドル円は、差が1銭ではなく8銭になっています。

スプレッドの違い

はじめてデモ版のFXをやったときは、チャートをじっとにらめっこしながら、下がっては買い、ちょっとでも上がって利益が出たら、即決済。
を繰り返していました。
その時は怖いもの知らずだったので、1回で3万ドルを購入していました。
1円上がれば3万円の利益ですが、1円下がれば3万円の損失です。
ヒロセ通商のデモ版は、資金が300万円あると仮定してのスタートになるので、3万円の損失でもビクともしません。
デモ版ということもあって、結構大胆な取引を繰り返していたんですけれど、ふといろいろなFX会社のデモ版を試してみると、この「売り」と「買い」の差、つまりスプレッドがFX会社によって違うことに気がつきました。
ヒロセ通商では2銭ですが、他のとこは1銭だったり、4銭だったり色々です。

ドル・円は1銭。ニュージーランドドルは8銭の差がある
さらに、ヒロセ通商でもドルは2銭ですが、ニュージーランドドルは8銭もスプレッドがあります。

スプレッドが大きいと

スプレッドが大きいと、どうなるのでしょう。
実際にニュージーランドドルを1万通貨購入してみます。

ヒロセ通商で実際に購入してみると
通貨を購入する場合は、右の価格で購入することになります。
上の画像でいうと、58.51円ですね。
この右側の価格を「ASK」といいます。

購入すると、すぐさまスプレッドが引かれ、左側の値の価値に下がります。

8銭の差がついた
58.51円で購入したニュージーランドドルは、スプレッドが引かれ、58.43円になりました。
1万ニュージーランドドル購入したので、

8銭×10,000通貨 = 800円がスプレッドにより引かれた金額になります。
その証拠に「ポジション損益(今現在の損益)」がマイナス800円になっています。

つまり、実際に利益を出すには、ニュージーランドドルが今よりも最低でも9銭上がってくれないといけないことになります。
ところが、9銭も上がるのは非常に時間がかかるのです。
実際に9銭上がってくれればいいんですけれど、9銭上がる前に逆に下がってしまうことも非常に多いです。
つまり、スプレッドが小さければ小さいほど我々は得になるわけです。

ドルはたったスプレッドが2銭しかありませんでした。
ドルが初心者向きといわれたり、人気があるのはこのスプレッドによるものが大きいです。

実際、最も取引が多いのは、ドルです。
じゃぁ、ニュージーランドドルなんかやらずに、みんなドルでやればいいじゃん。
と思うかもしれませんが、ニュージーランドドルは「高金利」というドルにはないメリットがあります。
また、ユーロやポンドは、値動きが大きいので玄人にはドルより儲けが大きくなります。

ドル円は、スプレッドが小さくてもみんなが取引するのでFX会社も利益が出ます。
ポンドやユーロ、そしてニュージーランドドルのような通貨も、それぞれメリットがあるので、スプレッドが多少大きくても需要はあります。
このようにしてスプレッドに差があるわけです。

ちょうど実際の商売でも、人気がある商品は薄利多売でも利益が出るのと同じです。

初心者向けには

先ほども言ったように、2銭上がるかどうかは、割と簡単に予測できますが、8銭上がるかどうかは初心者に予測するのは非常にむずかしいです。
初心者どころか、トレード歴10年のベテランにもむずかしいです。

私の感覚では、2銭が最低レベルだと思います。
つまり、せいぜい3銭上がる予測ぐらいしかできません。
よって、スプレッドが2銭ぐらいがぎりぎりのレベルなんじゃないかと思います。

ニュージーランドドルのようにスプレッドが大きい通貨は、銀行の預金のように数年持ち続けるような場合であれば気になりませんが、数日のうちに利益を出したいような取引には向いていません。

このように、スプレッドが低いFX会社を勧めるには理由があったのです。
ただし、スプレッドが低いからといっていいとは言えません。
今時、ドル円のスプレッドが2銭というのは、どこの会社も同じです。
当サイトでは、もっと細かくFX会社の選び方について研究していきたいと思います。

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